事業内容

社名のユーバー「über」は、英語の「over」と同義のドイツ語で、困難を乗り越え何事にもチャレンジする、という当社の姿勢を表しています。
創業以来、お客様の要望に沿ったカスタマイズ対応、カスタム製品の製作を続けながら、更に進化を続ける最新の国際規格に準拠した産業用コンピュータの筐体(ラック、ケース)やフロントパネルなどをお客様の要望に合わせて製作しております。

当社は大阪と東京に営業拠点、大阪に生産拠点を持ち、営業部門と生産部門が一体となってお客様の要望を実現しています。

【営業部門】

お客様からの要求仕様を確認し、提案を行っています。
 

【設計部門】

お客様の要求仕様に合わせた構造設計、電気設計を行っています。

【生産部門】

自社工場で物作りを行い、更に自分達で作ったものがお客様の要求を満たしているかを確認するため、振動・温度・その他の性能評価を各種試験設備で行っています。

このように当社は『社内完結の体制』を整え、高い品質とお客様の要求に合わせた納期対応を実現しています。 そのことが全国の電機メーカー様を初め、あらゆる産業分野のお客様に採用頂いている要因となっています。

 


当社の製品は社会基盤を支えるインフラ関連を含め、多くの分野で使用されています。

【鉄道分野】

車両を安全、且つ正確に運行させるための色々な装置に当社の製品が使われています。
 

【電力分野】

発電、送電、変電、配電の各設備に当社の製品が使われています。
 

【通信分野】

携帯電話の基地局や交通関連情報の通信装置にも当社製品が使われています。
 

【その他】

 『プリント基板への実装装置等などのFA(Factory Automation)分野』、 『半導体製造装置』『検査装置などの医療分野』でも多くの製品が採用されています。
 
最近ではノーベル物理学賞「ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見」や東北の北上山地への誘致が期待される「ILC:国際リニアコライダー」などで注目を集めている『加速器』にも最新の国際規格に準拠した製品が使用されています。
また、現在は今まで培ってきた経験、知識、そして加工ノウハウを活かし、「IoT関連製品」の開発を進めています。


当社は2017年に創業40周年を迎えます。

産業用の銘板やキートップへの工業彫刻の仕事を行う会社として創業しました。
 
その後、お客様のご要望に応える形で工業彫刻の他、メカトロ分野の切削加工や板金加工など、仕事の範囲を拡げて来ました。
1989年には事業の柱のひとつとなる『VME用フロントパネル』の生産を開始しました。
ちょうど日本の産業界ではVMEbusを初めとした国際規格を採用する動きが活発になってきた頃です。
その市場に向け、それまでに培った独自ノウハウにより国際規格をベースにしたフロントパネルのカスタマイズ生産、更に米国企業の持つ特許製品(エジェクタハンドル)の国内独占製造及び販売契約を結び、お客様に利便性の高い製品を提供してまいりました。


当社は加工メーカーとしてお客様に安心して頂ける製品を安定して提供出来るように国内生産、自社設備での生産体制を強化してまいりました。
これからも創業以来の理念を守り、更なる発展を目指してまいります。